浜辺の歌

🎵『浜辺の歌』ウクレレ弾き語り楽譜できました!

「浜辺の歌」にまつわる小さなお話

「浜辺の歌」は、ゆったりとしたメロディーと、
どこか懐かしい歌詞が心にしみる、日本の名曲ですね。
作詞は林古渓(はやし こけい)、作曲は成田為三(なりた ためぞう)。
昭和2年に発表され、今も多くの方に親しまれています。

実はこの歌、もともとは3番まで詩があったことをご存じですか?
大正時代、「はまべ」という詩として雑誌に紹介されたときには、3番までありました。
ところが3番の歌詞は、少し難しい表現が使われていたり、
もともとの詩が編集で変わってしまったりしたため、林古渓自身が公開に難色を示したそうです。
そのような背景から、昭和22年に中学校の教科書に載った際には、
2番までの歌詞で紹介され、それが現在の定番となりました。

波音に耳をすませながら、そっと口ずさみたくなる「浜辺の歌」。
歌の裏側にも、こんな物語があるのですね。